Xperia Z Ultra から NAD11 + Xperia Z3 Tablet Compact に乗り換えた

この記事は携帯電話 Advent Calendar 2014の19日目の記事です。

今年は 2 月に Z Ultra(SGP412JP) を買って以降、途中で SOL24 や C6833 に買い換えるなどの些細な変更はあったものの、基本的に Xperia Z1f(SO-02F) と Z Ultra(C6833) を外出時用の端末として使っていました。

しかし 10 月に Z3(SO-01G) を計画的に買い、 11 月に NAD11 をなんとなく買い、 12 月に Z3 Tablet Compact(SGP611JP) を衝動買いしてしまったため、持ち歩く端末をどうするかということで、変更を迫られることになりました。

最終的に Z Ultra の代わりに Z3 Tablet Compact を持ち歩くことにしたのですが、 Z Ultra は LTE に対応している一方で Z3 Tablet Compact は Wi-Fi 専用モデルを買ったので、単体ではインターネットできないという問題があります。また Z Ultra はバッテリーが 3000mAh と大容量でテザリングが長時間でき、モバイル Wi-Fi ルーター代わりにしていたため、この役割を代替していく方法を考えなければなりません。もちろん NAD11 を持ち歩くことで問題は 8 割方は解決するのですが、 残りの 2 割として、

  1. WiMAX(2+) のエリアが狭い
  2. 連続使用時間が短い

という問題がありました。

1 つ目の問題は関東にいる限りはほぼ問題ないので、路線バスが 1 日に 2 本しかないような場所に行った時は SO-01G でテザリングすれば良いでしょう。

2 つ目が問題です。 NAD11 は WiMAX2+ エリアだと 6 時間くらいしか使えません。 WiMAX に固定すれば 9 時間くらいは使えますが、速いモードがあるのにわざわざ遅いモードを使うのもあまり気持ちが良くない。モバイルバッテリーも持ち歩いているのでそこから給電すれば良い話ではあるけれど、これもあまりスマートではありません。

結局のところ、外出中常にタブレットや PC を使っているわけではないので、 こまめに電源をオンオフできればいいという結論になりました。 NEC のモバイル Wi-Fi ルーターは伝統的に Bluetooth に対応していて、テザリングしたりリモートで起動や休止ができるようになっています。 NAD11 はテザリングこそ対応していないけれど後者の機能には対応していて、そのための公式のスマホ用アプリがあります。しかし、これがなかなか不安定な上に時間がかかってどうにも使い物になりません。失敗率も結構高くて時間がかかった結果起動できないと、カバンから取り出して細長いボタンを押さないとならずかなりイライラします。

これではまるでダメだと思い Play Store で 15 秒くらいいろいろ探して、twawm2 という非公式のユーティリティアプリを見つけました。

twawm2 for NAD11/WM3800R - Google Play の Android アプリ


結構色々な機能があるのですが基本的には NAD11 の状態表示と遠隔起動と休止ができるツールだと思っておけば良いでしょう。ウィジェットをタップするだけで起動と休止ができます。タップすると 10 秒も経たずに使えるようになりますし、失敗することもほとんどありません。公式のアプリがダメすぎるのでこれだけでもかなり便利に感じられるのですが、その上なんとインテントを飛ばして起動と休止ができます。

Llama や Tasker などのツールと組み合わせると起動と休止が自動化できるわけです。自動化は時間などのシンプルな条件だけではなくて、携帯電話の基地局のセル ID を用いて場所をトリガーにすることもできます。

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とりあえずこのように設定しています。SIM が刺さる電話機で llama と twawm2 を動かしておけば、家から出ると勝手に起動したり帰ってくると勝手に休止させたりできます。

この機能のおかげで、充電するとき以外はカバンからモバイル Wi-Fi ルーターをほぼ取り出すことなく使えるようになりました。そのうち存在感が薄くなって充電することを忘れて絶望するという事故が発生しそうなのでそこは気をつける必要がありますが、かなり便利です。

さて、C6833 は引退することになりましたが、今年はとてもたくさんの Xperia を買いました。 10 台買ったみたいです。今回 Z3 Tablet Compact を買ったことで 4.3/5.2/6.5/8/10 インチのラインナップが自宅に揃ったので記念に写真を撮影しました。

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4.6 インチと 5 インチの電話機があれば完璧だったのですが、用意できなかったので残念です。
来年も Xperia をたくさん買えるといいですね。

ヨドバシ.com のよいところ

ネット通販というと Amazon.co.jp がはやいやすいうまいというところで鉄板ですが、ヨドバシ.com も使っていて結構良いことに気づいたので、良い所を紹介したいと思います。

1. けっこう安い

時折ある Amazon.co.jp だけ異常に安いというような経験はヨドバシ.com ではあまりないけれど、大体価格.com 最安値に近く、ポイントを考えると Amazon.co.jp で買うのと同じか若干安いことが多い。

2. けっこう速い

Amazon.co.jp と比べると当日発送の締切時間が早い商品が多い気がするけれど、それでも 10 時くらいまでに注文すれば当日配送してくれる商品が多い印象。地域により頼む商品により違うと思われるが、 Amazon.co.jpお急ぎ便と比べてそれほど劣る感じはない。ちなみに私が住んでいる地域では基本的にはゆうパックゆうメールで来る。あと意外と重要なことですが、 Amazon.co.jp のようにプライムの概念がないので、万人に速く配送される。

3. 意外と品揃えが良い

電化製品以外の物も売られている。米のような食品や本とか雑誌も配送してくれる。また本や雑誌は 3% ポイントがつく。

4. 商品が探しやすい

Amazon.co.jp だとマーケットプレイスという概念があるので、同じ商品が複数登録されていたり、 Amazon.co.jp が発送してくれないような商品がたくさんあってはっきり言って使いづらい。ヨドバシ.com でも店頭でしか受け取れない商品が一部ヒットすることはあるが、総じて探しやすいし、買いやすい。

5. ポイントが満額もらえる

店頭でクレジットカード決済するとゴールドポイントが 8% しかつかないが、ヨドバシ.com だと 10% もらえる。店頭受取だと店頭決済になるため 8% しかつかないので注意。あと au wallet ももちろん使える。

6. 店頭で受け取れる

インターネットで注文して 30 分くらい待つと店頭で受け取れる。アキヨドだと 24 時間受け取れる。通勤経路上にヨドバシがある場合は帰りの電車の中で注文してヨドバシに行くと、探す手間もなくわかりやすいところで受け取れて便利。

7. 異常に安いものでも送ってくれる

68 円の 3 股タップとか 100 円の歯磨き粉でも送ってもらえる。日用品は単価が安いので他のサイトで買うと送ってもらえる代わりに高かったりするけれど、見ている限りそういうこともあまりなさそう。

8. メール便が選べる

Amazon.co.jp だと配送方法が選べないがヨドバシ.com ではメール便が選べる。いつ届いてもいいものとか、異常に安いものを頼むときはメール便で送ってもらうようにしている。

9. 包装が簡易

商品によって違うと思われるが、基本的に包装が簡易で、エアパッキン + 封筒に入って届くことが多いのでそのまま捨てることができる。ダンボールで届く場合ももちろんあるものの、 Amazon.co.jp のように明らかに過剰な大きさのダンボールで届くというようなことはなく、捨てやすい。部屋が Amazon.co.jp の箱で埋まっていたことが一時期あったので、極めて便利。

以上のように意外と便利なので、普段 Amazon.co.jp で買い物をしているというみなさんも一度 ヨドバシ.com で同じものを検索してから比較してみると良いと思いました。

家二郎を食べました

食欲の秋、芸術の秋ということで、念願のミラーレス一眼を購入したので家二郎試食会に参加してきました。多分 6 回目の開催です。
以下写真。


麺茹で。最初期はスーパーでよく売られているマルちゃんの山岸一雄ブランドの中華麺を使用していたのですが、現在ではオーションと小野式製麺機が導入され、二郎と同じ自家製麺が可能になりました。市販の麺でもそれなりに美味しいのですが、自家製麺した麺は極めて最高で、一度食べるともうこれ以外食べられなくなります。


豚です。二郎のようなラーメンはスープの味が濃いので、豚も塩辛かったり角煮みたいに味が濃かったりするとバランスが良くありません。しかしこの豚はちょうどいい塩梅で、しかも箸でつまむとほぐれてしまうほどに柔らかい。二郎のようなラーメンと一緒に食べる豚としては極めて優れていると言えます。


スープ。豚の背脂を砕いてずっと煮出し続けるとこのように白っぽい、よく乳化していると言われるようなスープができます。


カエシ。丼にこのカエシとスープとうま味調味料とを入れるのを麺上げまでにやります。


麺上げ後の写真。左の丼がゆで前 250g で右の丼が 300g くらいです。300g は二郎では標準的な量だと思いますが、麺の加水率や茹で時間によっても出来上がりの量は異なってくるようなので、茹で前の量だけでは多い少ないというのは一概には言えません。






あとは豚とヤサイとニンニクを入れれば完成です。豚は大きめのが 1 枚とサイコロ状に近い肉が数個入っています。二郎全般に言えることですが、「ニンニク入れますか?」に「普通で」などと返答すると普通とは何なのかと店主に詰められることがあるので注意が必要です。



完成した二郎。いくら二郎が世間で豚の餌と言われようと、食べ物である以上は見た目は重要です。見た目が悪いと食欲もダメになります。そういう思想が反映された美しい盛り付けであることがわかります。

味については月並みなことしか言えないのですが、最高でした。最高としか書きようがないので他の視点から述べます。
ラーメンという料理に関しては特に言えることだと思うけれど、具それぞれが美味しいだけではダメで、全体の調和が取れている必要があります。二郎インスパイアとかに行くと特にそういうことを思う機会が多いですが、この家二郎はその点で完成度が高いです。
例えば、麺とスープも一緒に食べて良く合っていて、いつまでもこのスープで麺を食べ続けたくなります。またヤサイは三田本店のように柔らか過ぎず、かと言って桜台のように硬くもなく、スープに浸して食べると理想的な状態です。そして、豚は塩気が控えめだから、味が濃い二郎のようなラーメンと一緒でもおいしい。好みもあるとは思いますが、そういう感じで極めてバランスが良くて、毎日でも食べたくなる家二郎です。
ここまでバランスの良いラーメンが出てくる店は二郎でもそれほどないと思うので、ぜひ開業して欲しいというのが僕の願いです。

他の写真はここにあります。写真についてはどうすればうまく撮れるかとか全然良くわからないので随時学習して行きたいです。

au wallet の残高をうまい具合に使い切る方法

amazon ギフト券なら、 15 円から 1 円単位で買えるので、便利。

このように自分のメールアドレスにプレゼントすれば無駄なく使い切ることができます。
au wallet が 5 枚あって、 15% 還元してもらうため全部のカードに 25000 円チャージしたはいいが使い切れず端数があまった、と悩んでいるケースは多いと思いますので、そういう人にはおすすめです。

GL10P のネットワークモードを 3G/4G only に固定する方法

GL10P はソフトバンクの 1.5GHz(DC-HSDPA) や 2.4GHz(AXGP) と、イー・モバイルの 1.7GHz(LTE/HSPA+) への接続に対応していますが、どのネットワークに接続するかは通常ユーザー側で設定できないようになっています。このエントリではこの設定を変更して 3G に接続を限定したり、逆に AXGPLTE でしか接続しないようにするための方法を紹介します。

方法はとても簡単で、Google Play Store で以下のアプリをインストールします。
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.huawei.mw
手元に iPhone などがないので確かめていませんが、 App Store にある同じ名前のアプリでもできると思います。

アプリを立ち上げて、設定画面にログインします。ユーザー名は "admin" で、パスワードは Web UI で設定しているのと同じものです。
右上の横三本線をタップして その他の機能 → 設定 → モバイルネットワーク設定 の順に開くと、"優先モード" という項目があるのでそこから 3G/4G only に固定することができます。

よかったですね。

ASUS Transformer Book T100 が届いた


Baytrail-T搭載のタブレットが出たら買うことは決めていたのですが、日本でいつ発売されるかわからないのと、Iconia W3などの例を見ていると発売されても割高な可能性が高いなと思い、アメリカから輸入しました。
8インチのVenue 8 Proにするか10インチのTransformer Book T100にするかかなり迷ったけれど、物理キーボードがあるとやはり便利かなと思い後者を選択。

17日にB&Hで注文し、こちらの時間で21日の夜に発送。ニューヨークからルイビル、アンカレジを経由して木曜日に川崎の自宅に届きました。$399に送料$47.85で買えました。

B&Hは日本でもカメラのレンズの輸入などで利用されていることが多く、なかなか評判がいいようです。UPSのWorldwide Saverを利用しましたが、追跡も詳細で、また国内では都心部を除いてクロネコヤマトに委託しているらしく、国際宅急便と同じように税金の支払いも受け取り時に行えて便利でした。




キーボード

ドッキングして使った時の背面

感想など

まだあまり触れていないのですが、気づいたことをいくつか。
デザインはそもそも期待していなかったし、安っぽいのも許容範囲なのですが、作りは意外としっかりしています。キーボードドックもなかなか出来は良いです。
サイズ。Nexus7やiPad miniなどから乗り換えると10インチはやはり大きく感じますが、重さはそれほど無いです。前に使っていたLatitude 10よりはかなり楽に使えています。
キーボードとタッチパッド。期待して買うとがっかりしそうですが、ネットブック程度の出来だと思っておけば特に後悔することはないでしょう。タッチパッドは見たとおり小さく、結構使いにくいですが、キーボードは意外と打ちやすいです。入力の遅延などもありません。
ハードウェアスペックに関しては、期待して買いましたが、申し分無いと思います。ブラウジングや動画再生などは全くストレスがないですし、付属しているOfficeも快適に使えます。艦これもサクサク動きます。
フィルムはVivotab Smart ME400Cのものが流用できます。アマゾンで投げ売られているので適当に買えて便利。

WindowsタブレットはLatitude 10を買って以来2台目ですが、スペックもかなり向上し、かつ安くなっていて、$400で手に入る製品としてはとてもコストパフォーマンスが良いと感じました。キーボードも使いたいという人には今のところTransformer Book T100一択だと思いますが、8インチの製品も何種類か発表されているので、そっちも気になります。

KDDIのネットワーク利用制限確認サイトに問題がある件について

携帯電話キャリアのネットワーク利用制限確認サイトを開いて、手元にあったH11LC(イー・アクセス)のIMEI(製造番号)で照会した結果

au


どういうこと?

docomoSoftbankについては、H11LCは自社で販売している端末ではないため、IMEIを入力しても確認できないという結果が返ってきます。
しかし、auのネットワーク利用制限携帯電話機照会サイトだけは、自社で販売していないにもかかわらず、ネットワーク利用制限の対象外であるという意味の○の結果が返ってきます。
他にもいくつかの端末で確認しましたが、同じようにKDDIだけ○が返ってきたため、KDDIは自社のデータベースにないIMEIについてはすべて○の結果を返していると考えられます。

なにが起こるか

現在各携帯キャリアでは、未払いや不正契約、あるいは盗難などで不正に入手された端末について、自社のネットワークでの利用を制限する措置(赤ロム)を行っています。
ヤフオクなど中古市場でそういった端末が流通しないよう、購入する側が事前にその対象かどうかを確認するための手段としてこのサービスが提供されています。
しかし、auのネットワーク利用制限携帯電話機照会サイトは、自社のデータベースに存在しないIMEIについては○を返すようです。
つまり、docomoSoftbankから不正に入手した端末であっても、auの端末であると偽ればネットワーク利用制限の対象ではないとみなされ、正当な方法で入手した端末として流通させることができてしまうわけです。

iPhone 5S/5Cで起こる問題

しかし、今まではこのような仕様であっても問題となることは少なかったと思われます。なぜなら、複数のキャリアが本体の細かな外観や色・外箱に至るまで全く同じ端末を同時に扱うことは稀であったからです(iPhone 4Sなど紛らわしい物はありましたが)。
ですが、9月に発売されたiPhone 5S/5Cに関しては、モデル番号も3キャリアすべて同じものを扱っているため、外箱や本体から区別をすることはほぼ不可能です。
IMEIから見分けることも困難なので、SIMを挿してみないと確実に判定できないといえます。
実際、携帯電話買取店では、買い取る際にSIMカードを挿して確認ということはしない場合が多いです。
Softbankdocomo版のiPhone 5S/5Cをau版との客の申告通り買い取り、後日明らかになって被害が発生しているようです。
ヤフオクなどでも確認することが不可能なので、既に実例があるかはわかりませんが、非常に危険です。

まとめ

  • 今怪しい店でiPhone 5S/5Cを買うのはやめよう
  • KDDIはクソ